日本薬局方対応の電子事典

生薬処方電子事典II

for Windows / Macintosh

生薬事典と処方事典を結合し、各項目を相互にリンクした電子事典。

「生薬処方電子事典」は、画像付き生薬データと実用漢方処方を収録し、豊富な解説内容とデジタルならではの利便性を実現した画期的な電子事典です。
生薬504 種類、生薬画像約600点および、主要な生薬の成分構造式140点、実用漢方処方305種を収録。

製品の特長

「生薬処方電子事典II」は、画像付き生薬データと実用漢方処方を収録し、
豊富な解説内容とデジタルならではの利便性を実現した画期的な電子事典です。

漢方処方を実践する医師・薬剤師・研究者等から熱い支持を得て、第2版に改訂しました!

収録内容

【生薬データ】

・生薬504種類、生薬画像約600点および、主要な生薬の成分構造式140点を収録。
・解説内容:学名、基原、出典、別名、成分、効能、用法、性味、処方、産地、局方品など。
・基原では、日本薬局方で正品とするもの以外に、中国・朝鮮において同名で用いる動植物・鉱物も解説。
・第十六改正日本薬局方に対応!

生薬詳細

【処方データ】

・実用漢方処方305種を収録。
・解説内容:出典・組成・主治・目標・効能効果・副作用・薬価収載品・局方品・ツムラ製品番号など。
・「主治」として、出典の文献における当該の記述を古文調で訓読したものを記載。
・一般用漢方製剤、294処方に対応!

一般用漢方製剤の210処方(実際は213処方)に加えて、平成22年4月の23処方、平成23年4月の27処方、平成24年9月の31処方を追加した合計294処方に対応しました。

処方詳細

バージョンアップポイント

  • ●生薬

    ・収録生薬が、497種→504種になり、第十六改正日本薬局方に対応しました。
    ・生薬画像が、約500点→約600点になりました。

  • ●処方

    ・収録の実用漢方処方が、233処方→305処方になり、一般漢方製剤294処方に対応しました。
     (一般用漢方製剤の210処方(実際は213処方)に加えて、平成22年4月の23処方、
     平成23年4月の27処方、平成24年9月の31処方を追加した合計294処方に対応しました。)
    ・主知・解説欄を大幅に加筆修正しました。
    ・項目に、「局方品」「ツムラの製品番号」を追加しました。

3つの検索方法

「キーワード検索」「50音検索」「成分検索」の3つの検索方法があります。

◎全文検索が可能な「キーワード検索」

全文検索が可能なので、生薬名・処方名の他、出典の書名や成分・効能等、様々なキーワードから検索できます。
複数キーワードの検索も可能です。

また、「組成生薬から処方を検索」をONにすると、複数生薬から処方を絞り込み検索できます。
 漢字名称だけではなく、読み、別名からも検索が可能です。例えば、「延胡索」は「エンゴサク」「えんごさく」「玄胡索」「元胡索」「げんごさく」からも検索できます。

◎アイウエオ順の索引から調べる「50 音検索」

生薬名・処方名が50音順の索引から調べられます。

◎成分リストから生薬を選べる「成分検索」

含まれる成分ごとに生薬を表示する「主要成分一覧」を設けました。
各成分群がどの生薬に含まれているかがわかりますので、同じ成分の生薬を調べるときなどに活用できます。

主要成分一覧

便利な各種機能

関連する生薬・処方へ相互にリンク

生薬からは関連する処方へ、処方からは含まれる生薬や関連する生薬へリンクされており、相互に移動する事が出来ます。

専門的な主治表現の語句説明機能

処方データに含まれる「主治」では、出典文献からの引用で用いられる古文調の専門的な表現があります。一般的に意味の分かりにくい語句には、語句にカーソルをあわせると説明するポップアップが表示されます。

語句説明例

配合生薬表印刷

処方に含まれる生薬の一覧表(画像付き)を印刷出来ます。
薬局などで本ソフトをご利用の場合、処方する一般の方に組成生薬を知ってもらい、漢方の理解を助けるためにご利用下さい。
※任意で薬局名などを印刷する事もできます。

配合生薬表画面(クリックで拡大表示)

著者プロフィール

帝京大学薬学部教授(薬学博士)木下武司:

1976 年東京大学大学院博士課程修了、東京大学薬学部助手、コロンビア大学研究員などを経て、現在に至る。専門は生薬学・薬用植物学・萬葉植物学、著書に「万葉植物文化誌」(八坂書房)など。

帝京大学薬学部講師(薬学博士)山岡法子:

1988 年帝京大学薬学部卒業、帝京大学医学部内科研究室、北里研究所東洋医学総合医学研究所薬剤部などを経て現在に至る。専門は漢方薬学・分析化学。

緒言

緒言(第二版)

 初版の生薬処方電子事典を刊行してからちょうど二年になる。本事典の特色は、生薬事典と漢方処方集という性格の異なる出版物を電子媒体の特長を生かして統合したことにあるが、幸いなことに漢方医学を実践する医師・薬剤師の諸氏ほか研究者などから熱い支持を得ることができた。その一方で、多くのユーザー諸氏から使い勝手に関する率直な感想・評価もいただいている。本来ならなるべく早く本事典を改訂してユーザーにフィードバックすべきであったが、そうしなかったのはこの間に一般用漢方製剤指針と日本薬局方の改定が予定されていたからである。とりわけ、前者の改訂は、3回に分けて関係省庁から通達があったのであるが、以前に比べて一挙に80余方増えて総計294処方となった。また、日本薬局方も第16改正版では漢方エキス剤が16品目も追加収載されるなど、近年にない大改訂であった。第二版の本事典は、以上の改訂がすべて反映され、またユーザーからの要望も取り入れてブラッシュアップがなされているので、これまで以上に諸氏の支持が得られると確信している。

 また、今回の改訂で各処方の主治の項目を大幅に見直した。一つは出典文献からの直接引用に切り替えたことである。初版では成書に記載された記述を転載した例が多かったが、ごく一部を除き、すべて原本あるいは原典の影印本ないしその翻刻本を直接参照した上で、必要があれば詳細な注釈(解説の項)を付け加えた。この中には著者らの独自の新見解も多く含まれているので、著作権法を遵守した上での引用、転載が望まれる。今回の改訂で大きく内容が充実することとなったのは、早稲田大学図書館、京都大学付属図書館および武田科学振興財団杏雨書屋の所蔵する貴重図書の閲覧が可能となったからである。ここに深謝の意を表する。

平成24年8月7日
 帝京大学薬学部教授 薬学博士 木下武司
 帝京大学薬学部講師 薬学博士 山岡法子

緒言(初版)

 既に多くの先達によって言い古されてきたことであるが、漢方医学は中国古医学を根幹とし、それに臨床の実地における知見すなわち口訣を加えて、江戸中期に再編された日本独自の伝統医学である。しかし、...続きを読む漢方医学にはいくつかの流派があり、近代科学を基盤にした西洋医学のように一枚岩ではなく、診断・治療の理論も流派によってかなりの隔たりがある。その中で後漢時代に成立した張仲景の「傷寒論」をとりわけ重視したのが古方派漢方であり、各流派の中でもとりわけ独自性が高いものであって、江戸中期から今日に至るまで日本漢方の主流をなしてきた。一方、戦国時代から江戸初期までの日本には、本邦独自の医学といえるほどのものはなく、当時の中国医学の主流であった李朱医学に代表される金元医学を導入し、曲直瀬道三一派がエバンジェリストとして伝承したのが後世方派漢方である。江戸中期に香川修庵や吉益東洞など有力な医師を輩出し、後世方漢方の観念性を批判して親試実験に立脚した医学を構築し、一世を風靡した古方派であったが、江戸後期になると折衷派といわれる流派が台頭するようになった。折衷派は、「傷寒論」・「黄帝内経」から清代の医書に至るまでの中国伝統医学を考証した上で、古方と後世方の長所を統合しようと試みた。幕末から明治にかけて皇漢医学を創設した浅田宗伯などが代表的である。折衷派と紛らわしい流派に考証学派があり、多紀元簡・森立之などが知られる。基本的に文献学的な考証に終始し、臨床的知見に立脚したものではない点で折衷派と区別されるが、漢方医学の理論的解明に大きな貢献をしたとされる。

 本事典はわが国で用いられる実用漢方処方を収録しているが、出典の文献における当該の記述を「主治」として挙げた。漢籍での記述は当然ながら漢文であるが、古文調で訓読し、難しい語句には説明文がポップアップするように工夫した。原典の入手が困難な場合はそれを引用する文献の記述を原文のまま引用した。「主治」を要約したのが「目標」という項目の記述と考えていただいて差し支えないが、当該処方の主たる適用症を現代医学の病名で「応用」の項に示した。歴代漢方医家の口訣は、「主治」をベースとして臨床で親試実験を繰り返して得た病気治療のノウハウというべきものであり、わが国では高々二百数十方の処方を様々な病気の治療に用いてきた結果、一つの処方薬が一見何の関連もないような様々な病気の治療にも用いられているようになった。現代科学を基盤とする現代西洋医学の観点からはおよそ考えられないことであるが、漢方医学理論が基本的に治療のための方便としての姿勢を貫き、症状の完治ではなく緩和を重視したためと考えれば理解しやすいだろう。現代医学における漢方処方の価値が認められているのもかかる点であることは興味深い。

 生薬事典では、各処方に配合される生薬の基原、その出典となる文献のほか、別名も挙げておいた。当該生薬を含む処方の主なものを挙げたが、本事典に収録されるもの以外の処方も出典を付して挙げておいた。基原については、日本薬局方で正品とするもの以外に、中国・朝鮮において同名で用いる動植物・鉱物も挙げ、主たる基原種には画像も掲載した。学名については、引用文献における記載を踏襲して命名者名も含めた。現在の分類学で主流とするクロンキスト体系、APG植物分類体系を採用しなかったのは、生薬の成分研究・漢方処方の薬理研究などの研究報告あっては古い学名が用いられており、これまでの過去の膨大な研究資産との整合性を維持させる上で必要と考えたからである。成分については、特に重要な生薬ではその構造式も掲載した。

 本事典は、処方事典と生薬事典を統合して各項目を相互にリンクしたものであって、書籍事典では凡そ不可能な利便性を得ているのを特徴とする。本事典に収録するデータは全てデジタルであるから、必要とする部分をコンピュータ上で容易に編集できるのも書籍事典にはない特色である。一部の字体が表示できないなど、まだ改善の余地があるが、コンピュータ全般に関わることであり、いずれは解決されることと考える。二十一世紀になってはや十年、電子書籍の本格的普及も目前となった。本事典は本格的な電子書籍の形態をなすものではないが、標準の端末が普及した場合の移植を視野に入れて編集したことを申し述べておきたい。

平成22年8月
 帝京大学薬学部教授 薬学博士 木下武司

緒言(初版)を隠す

動作環境

Windows

OS:Windows 8、7、Windows Vista(Service Pack2)、XP(Service Pack3)
CPU:Pentium III 700MHz 32-bit(x86)以上
メモリ:256MB以上(Windows 8, 7, Vistaの場合は1G)
必要なハードディスク容量:300MB以上
(お使いのハードディスクのフォーマット形式や確保容量などにより、必要容量は異なります)
その他:Internet Explorer 7以上

Macintosh

OS:Mac OS X 10.6.8以降(10.6 Snow Leopard、10.7 Lion、10.8 Mountain Lionにも対応)
CPU:インテルプロセッサ
メモリ:1G以上
必要なハードディスク容量:300MB以上
(お使いのハードディスクのフォーマット形式や確保容量などにより、必要容量は異なります)

その他の条件

ドライブ:CD-ROMドライブまたはDVDドライブ(インストール時)

生薬処方電子事典II

for Windows / Macintosh

通常価格:6,912円(本体6,400円)(JANコード:4580169730315)

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現在、詳しい原因を調査中ではございますが、mac OS 10.12は非対応となります。

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